2005年7月16日放送 SHIBUYA-FM(78.4MHZ) 「PINUP」

当研究所所長の河野昭典が出演した、二木ちやこさんパーソナリティーのSHIBUYA-FM「PIN-UP」(7月16日(土)AM9:30〜11:00放送)の放送内容をご紹介します。

二木さん:
リスナーの皆様の中にも心の問題で悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。なかなか家族にも言えないメンタルな部分、ストレスが溜まってるのか気分が優れないなど、現代人は心の病気といつも隣り合わせです。
そんな皆さんに今日は催眠療法をお伝えしたいと思います。今回は催眠療法に取り組んでいらっしゃいます横浜催眠心理研究所の河野さんに話題の催眠療法について詳しくお話をお聞きしたいと思います。
河野先生、おはようございます。
河野:
おはようございます。
二木さん:
月刊誌「ミスターパートナー」でも今回紹介されています、この催眠療法とはよく聞くんですが一体どういった療法なんでしょうか。
河野:
催眠療法と言っても確立されたものではありません。すべて同じ療法ではありません。前世療法を主としているところや、催眠術を利用して行っているなど様々なんです。
そして、当所の催眠療法はリラクゼーションを主体として行っています。
人は誰でも暗示に反応する性質を持っています。ひとつ例を挙げますと、「今日顔色が悪いね」って相手に言うと、鏡で顔を見たりしますよね。言葉は暗示に変わり、反応してしまいます。
二木さん:
そうですね。気になりますから。
河野:
そのように人は暗示に反応する性質を持っているんですよ。これを『被暗示性』と言います。
二木さん:
『被暗示性』?
河野:
はい。この被暗示性が非常に亢進した状態が『催眠状態』、『トランス状態』と言います。
この状態を利用しまして、無意識や潜在意識の領域に働きかけることにより症状の軽減や悩みの解決に向けるサポートをしております。
そして、この催眠療法と言うものは、交感神経を刺激して副交感神経を優位に立たせることが可能です。さらに全身の細胞や筋肉の緊張を解して、血液循環をスムーズにさせていきます。そして脳の興奮状態も静まっていくと言う方法なんです。またよく世間で話題になっております自然治癒力ですが、減退していたものを活性化させて、心の病等をケアしていく方法なんです。
二木さん:
なるほど。リラクゼーションが助けてくれるってことなんでしょうかね。
今の時代、様々な状況で精神的に悩んでいる方も多いと思うんですが、この催眠療法ではどういった方が対象になるんでしょうか。
河野:
そうですね、催眠療法って言うのは様々な病気や症状に効果があるって言うことは認められているんです。特に西洋医学で直りにくい病気や症状の場合、薬を飲み続けているほど改善があまり思わしくない方や薬が体に合わない方がいらっしゃいますよね。そういう方に試してみるべき療法だと思います。
二木さん:
そうですよね。やっぱり医学だけでは治せないものって多いですからね。スポーツ技術の向上にも良いっていう批評があるとお聞きしましたが。
河野:
そうですね。スポーツ技術の向上や潜在能力を引き出す目的の方も対象になりますね。
それから、集中力の向上とかそういうものにも役に立っていますね。
二木さん:
なるほどね。特に悩みがない方でも受けたりするんですね。
河野:
そうですね。右脳開発とかで来所される方もいらっしゃいますね。
二木さん:
そうなんですね。今日は短い時間でしたが大変勉強になりました。
とても幅広い方法が試せる療法なんですがこちら様々な方が今番組をお聞きになってると思いますが、最後にリスナーの皆さんにひとことお願い致します。
河野:
不安や心配等、必ず皆さんお悩みは誰でも持っているものです。そしてその悩みが多くて生活に支障をきたすようなことが長く続いたりだとか、あとなかなか良い解決方法が見つからない場合、そんなとき少しだけ勇気を出して、まずは心の専門家・カウンセラーや心理療法士などにお話しすることから始めてみればいいかと思います。
そして私がいつもクライアントさんにお伝えしていることなんですが、必ず乗り越えて行けますから、焦らないことと諦めないことを大切にしてくださいと言っています。また、自分に合った方法をご自身の感覚で感じて、自分の中で探してくださればいいと思います。
二木さん:
お忙しい中、大変貴重なお話ありがとうございました。
河野:
こちらこそ。
二木さん:
横浜催眠心理研究所の河野先生に催眠療法についてお話をお伺いしました。

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